22日朝、有田町の国道の横断歩道付近で71歳の女性が乗用車にはねられ、死亡しました。
警察は車を運転していた会社員を過失運転傷害の疑いで逮捕し、事故の原因などを詳しく調べています。
22日午前5時半すぎ、有田町下本の国道202号線で横断歩道付近を歩いていた近くに住む前田和代さん(71)が直進してきた乗用車にはねられました。
この事故で前田さんは頭や腰などを強く打って、町内の病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
警察は乗用車を運転していた有田町の会社員、相良雄介容疑者(37)を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。
警察の調べに対し「人をはねたことは間違いありません」と容疑を認めているということです。
現場は片側1車線の直線道路で横断歩道に信号機はなく、警察によりますと、現場の状況などから前田さんは近くのコンビニエンスストアで買い物を済ませて帰宅する途中、横断歩道を渡っていたとみられるいうことです。
警察は今後、容疑を過失運転致死に切り替えて、事故の原因などを詳しく調べることにしています。