全治1か月のやけどを負った小学6年生の娘に治療を受けさせなかったとして、両親が保護責任者遺棄の疑いで警察に逮捕されました。
逮捕されたのは、いずれも熊本市中央区の会社員、小崎幸二容疑者(53)と、自称・心理カウンセラーの小崎希容疑者(36)の夫婦です。
警察の調べによりますと、2人は、去年11月、小学6年生の娘がやけどをしていることを知りながら、医師の治療を受けさせなかったとして、保護責任者遺棄の疑いが持たれています。
この事件で、父親の幸二容疑者は、娘の体に熱湯をかけて腰と背中に全治1か月のやけどを負わせるなどしたとして、先月、傷害の罪で逮捕・起訴されていて、その後、警察が捜査を進めていました。
警察は捜査に支障があるとして、2人の認否を明らかにしていません。