24日午前、石井町のJR徳島線の踏切で83歳の男性が列車にはねられて死亡し、警察が事故の状況を調べています。
24日午前10時半すぎ、石井町にあるJR徳島線の石井第2踏切で、踏切内にいた男性が走ってきた普通列車にはねられました。
警察によりますと、はねられたのは近くに住む武知中生さん(83)で、買い物を済ませた帰りだったということです。
武知さんは全身を強く打ち徳島市内の病院に運ばれましたがおよそ1時間後に死亡しました。
普通列車は阿波川島駅を出発して徳島駅に向かう上り列車で、ワンマン運転の車内には乗客と運転士あわせて9人が乗っていましたが、けがはありませんでした。
踏切には警報機と遮断機があり、警察によりますと運転士は「踏切内に人がいるのを見つけてブレーキをかけたが間に合わなかった」と話しているということで、警察が事故の状況を調べています。