カラオケ店で無許可で楽曲再生した疑い 元大和町議ら2人逮捕

大崎市などのカラオケ店で無許可でカラオケ機器を使用し楽曲を再生していたとして、店舗を管理する大和町の元町議会議員ら2人が著作権法違反などの疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、大和町の元町議会議員でカラオケ店を管理する宍戸一博容疑者(70)と68歳の従業員です。
警察によりますと、2人は去年10月、大崎市や栗原市など3つのカラオケ店で、著作権者の許可を受けずに機器を使って楽曲を再生したとして著作権法違反などの疑いがもたれています。
警察などによりますと、楽曲の著作権を管理するJASRAC=日本音楽著作権協会がおよそ5年前から著作物使用料の支払い契約を結ぶことを求めてきましたが、無断で機器を使用していたということです。
さらに、裁判所が去年6月、機器の使用を差し止める仮処分を執行し、モニターやマイクなどを使用できないよう梱包して店舗内で保管していましたが、その後、梱包を開封し、営業を続けていたということです。
警察によりますと、2人は著作権法違反について「間違いありません」と容疑を認めているということです。
JASRACによりますと、この3店舗での損害額は去年11月時点で890万円を超えるということで、警察が詳しく調べています。

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