五島市の黄島から漁に出た2人乗りの漁船の行方がわからなくなり、海上保安署が捜索していましたが、船は2人が乗っていない状態で見つかりました。
海上保安署は引き続き2人の行方を捜索しています。
行方がわからなくなっているのは、佐賀県唐津市の佐賀玄海漁協に所属する漁船「第三朝日丸」の乗組員、牧山好人さんと拓也さんです。
五島海上保安署によりますと、2人は親子で、漁船に乗ってはえなわ漁をするために、27日午前3時ごろ、五島市の黄島を出発していました。
五島海上保安署は、28日午前、この船と一緒に漁に出た別の漁船から、「きのうの午前5時を最後に連絡がとれない」と連絡を受けて船を捜索し、28日午後3時前に五島市の黄島から南東に60キロほど離れた沖合で、2人が乗っていない状態の船を見つけました。
牧山さん親子とは連絡がとれなくなっていて、海上保安署は巡視船で引き続き2人の行方を捜索しています。