小型漁船の船長が死亡 海に転落か 長崎 佐世保

29日夜、佐世保市の沖合で小型漁船の船長が船の近くに転落しているのが見つかり、病院に運ばれましたが死亡が確認されました。

29日午後9時半前、佐世保市の沖合にいた小型ボートの方から「助けてくれ」という声が聞こえたと、近くのテーマパークの警備員から海上保安庁に通報がありました。

佐世保海上保安部が特殊警備救難艇を出して調べたところ、現場には小型漁船「松栄丸」が止まっていて、近くの海にはこの船の船長で佐世保市江上町の松崎敏昭さん(80)が海に落ちているのが見つかりました。

松崎さんは救助され、病院に運ばれましたが、30日未明に死亡が確認されました。

海上保安部によりますと、松崎さんは家族に、29日、「漁に行く」と言って家を出て、発見された時、船の甲板には漁に使う刺し網が出された状態だったということです。

海上保安部は松崎さんが誤って海に転落したものと見て、詳しい状況を調べています。

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