2日、気仙沼市の山林で、木の伐採作業をしていた70代の男性が木の下敷きになり死亡しました。
警察は作業中の事故とみて当時の詳しい状況を調べています。
警察によりますと、2日午後2時30分ごろ、気仙沼市本吉町の山林で木の伐採作業をしていた市内に住む団体職員、及川直吉さん(70)が松の木の伐採中に倒れてきた木の下敷きになりました。
一緒に作業していた同僚2人が助け出そうとしましたが及川さんは頭を強く打ち、意識不明の状態で市内の病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと及川さんは、高さおよそ17メートル、直径45センチの松の木に下敷きになったということで、2日は朝8時ごろから同僚2人と山林に入って作業していました。
及川さんは、ロープを巻いて伐採した木が安全な方向に倒れるよう誘導する役割だったということで、警察は同僚から当時の状況を詳しく聞くなどして事故の原因を調べています。