5日朝、宿毛湾港近くの海上で、漁船どうしが衝突し男性1人が海に転落し、両足を切断するなどの大けがをしました。
5日午前7時ごろ、宿毛湾港近くの海上で、港に入ろうとした漁船「鷹鶴丸」(9.7トン)と養殖用の生けすに向かっていた小型の漁船「伸生丸」(1.1トン)が衝突しました。
この事故で、小型の漁船に乗っていた四万十市の会社員の男性が海に転落し近くの船に救助されましたが、両足を切断するなどの大けがをしていて、その後、病院に搬送され手当を受けています。
宿毛海上保安署によりますと、漁船は市内の田ノ浦漁港で水揚げを終え、宿毛湾港に戻る途中だったということです。
現場は、宿毛市の咸陽島から南西におよそ450メートル離れた沖合で、宿毛海上保安署が衝突した当時の状況を詳しく調べています。