レンタカー 期限までに返却せずか 男逮捕 事故で車が大破も

諏訪市のレンタカー店から借りた外国製の高級スポーツカーを期限が過ぎても返却しなかったとして、20歳の男が7日、横領の疑いで逮捕されました。
容疑者は、このスポーツカーで大分県まで行ったあげく事故で大破させたことが分かっていて、警察の調べに対し容疑を一部否認しているということです。

逮捕されたのは、住所不定の自称・飲食店従業員苗村泰樹容疑者(20)で、警察によりますと、去年9月17日に諏訪市のレンタカー店で借りた時価300万円相当の外国製の高級スポーツカーを期限が過ぎても返却しなかったとして横領の疑いが持たれています。
容疑者は返却期限の3日後に長野県から直線距離で700キロほど離れた大分県内で事故を起こしスポーツカーを大破させたことが分かっています。
その際、レッカー会社からも外国製の高級車を借り福岡県へ移動したものの、レンタカー店の被害を知ったレッカー会社はその日のうちに返却させ警察に通報したということです。
容疑者はその後、東京都内で酒気帯び運転をしたとして逮捕・起訴され現在、裁判が行われています。
7日の逮捕後の調べに対し「車は返すつもりだった」などと供述し、容疑を一部否認しているということですが、レンタカー店によると、いまだに被害の弁償は行われていないということです。
警察は、動機やいきさつを詳しく調べることにしています。

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