7日、明和町で国道の側道を歩いていた世古口哲哉明和町長が軽乗用車にはねられ死亡しました。警察は軽乗用車を運転していた44歳の派遣社員を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕し、事故の原因を調べています。
きょう午前5時20分ごろ、明和町行部で国道23号線の側道を歩いていた世古口哲哉明和町長(57)が軽乗用車にはねられる事故がありました。世古口町長は、全身を強く打ち、松阪市内の病院に搬送されましたが、およそ3時間後に死亡が確認されました。
警察は、軽乗用車を運転していた明和町の派遣社員、稲生和紀(44)容疑者を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。調べに対して「歩行者をはねたことは間違いありません」と容疑を認めているということです。
現場は信号機や横断歩道のほか、街灯などもない道路だということで警察は容疑を過失運転致死に切り替えて事故の詳しい原因を調べています。