10日朝、札幌市豊平区の市道で50代の男性が乗用車にはねられ心肺停止の状態で病院に搬送されましたが、その後、死亡しました。警察は31歳の乗用車の運転手を過失運転傷害の疑いで逮捕し、事故の詳しい状況を調べています。
10日午前6時ごろ、札幌市豊平区中の島1条10丁目の市道で、車道を歩いていた札幌市東区の佐藤俊一さん(58)が乗用車にはねられました。
警察によりますと、佐藤さんは心肺停止の状態で病院に搬送されましたが、その後死亡が確認されたということです。
警察は札幌市白石区の自称会社員、江口貴博容疑者(31)を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。
江口容疑者は「車を走らせていたら車道を歩いていた男性とぶつかってしまった」と容疑を認めているということです。
現場は豊平川通と呼ばれる横断歩道のない2車線の一方通行の市道上で、当時、路面は湿っていたということで、警察は事故の詳しい状況を調べています。