１０日昼すぎ、七尾市で地震の被害を受けた建物の片づけ作業をしていた男性が、倒れてきたブロック塀に挟まれ意識不明の重体となっています。
警察によりますと、１０日午後１時半ごろ、七尾市一本杉町の「鳥居醤油店」で、「ブロック塀が倒れて人が挟まれた」と通報がありました。
消防などが現場にかけつけたところ店と隣の建物との間にある高さ約１メートル３０センチ幅約３メートル３０センチのブロック塀が倒れ、６０代の男性が関係者によって塀の下から運び出されていたということです。
男性は病院に搬送されましたが意識不明の重体となっています。
警察によりますと当時、現場では店の関係者ら数人が地震で被害を受けた建物の片づけ作業をしていたということで、警察は男性が作業中に倒れてきたブロック塀に挟まれたとみてくわしい状況を調べています。
現場は、ＪＲ七尾駅から北へ５００メートルほどの住宅や店舗などが建ち並ぶ地域です。
