1月、沼津市の県道で親子2人をトラックではねて死亡させ、そのまま逃げたとしてひき逃げなどの疑いで逮捕されていた85歳のドライバーについて、検察は10日、処分保留のまま釈放しました。
今後、在宅で捜査を続けるということです。
1月15日の午前5時半ごろ、沼津市の県道で近くに住む59歳の母親と33歳の息子が倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。
警察は、当時、トラックを運転していた沼津市の85歳のドライバーが2人をはねて死亡させ、そのまま逃げたとして、ひき逃げと過失運転致死の疑いで逮捕していました。
警察の調べに対し、ドライバーは「現場は通ったが、人とはぶつかっていない。電柱に当たったと思う」などと容疑を否認していました。
このドライバーについて静岡地方検察庁沼津支部は、10日、処分保留のまま釈放しました。
今後、在宅で捜査を続けるとしています。