福知山市で住宅１棟が全焼する火事があり、１人が遺体で見つかりました。
火事のあと、この住宅に住む８０代の男性と連絡が取れなくなっていることから、警察が身元の確認を急いでいます。
１１日午前１時４０分ごろ、福知山市前田の住宅で、「１階の部屋が燃えて消せない」と、この家の住人から消防に通報がありました。
消防車４台が出て消火にあたり、火はおよそ３時間後に消し止められましたが、木造２階建ての住宅およそ１２０平方メートルが全焼し、焼け跡から１人が遺体で見つかりました。
警察によりますと、この住宅には８０代の夫婦と５０代の娘の３人が暮らしていて娘と母親は火事のあと病院で手当てを受けています。
しかし、８０代の父親と連絡が取れなくなっているということで、警察は亡くなったのは、この男性ではないかとみて身元の確認を進めるとともに火事の原因を調べています。
現場は、ＪＲ山陰本線の福知山駅から３キロあまり東にある住宅街です。
