先月、宇都宮市の住宅で4歳と2歳の兄弟が死亡しているのが見つかった事件で、警察は13日、2歳の次男を殺害した疑いで母親を再逮捕しました。
先月7日、宇都宮市上戸祭町の住宅でこの家に住む4歳と2歳の兄弟が死亡しているのが見つかり、母親も体から血を流して意識不明の重体で病院に運ばれました。
警察はパート従業員で母親の伊澤慶子容疑者(33)を長男の結惺くん(当時4)の首を絞めて殺害したとして先月逮捕していましたが、13日、次男の惺晶くん(当時2)の首を絞めて殺害したとして再逮捕しました。
警察の調べに対し、「私が次男を殺したのは間違いない。殺して、私自身自殺しようとした」などと容疑を認めているということです。
警察によりますと、自宅には夫に宛てたとみられる遺書が残されており、家族関係の悩みなどが書かれていたということで、警察は動機について調べています。
また、宇都宮地方検察庁は長男を殺人した疑いについては13日処分保留としました。