飲食店の弁当食べた61人が食中毒

2月、藤枝市の飲食店で調理された弁当を食べた61人が下痢や腹痛などの症状を訴え、県は、この弁当が原因の食中毒と断定し、飲食店を13日から当分の間、営業禁止処分にしました。

営業禁止処分を受けたのは、藤枝市八幡の飲食店「とまとや」です。
県によりますと、2月5日にこの店で調理された弁当を食べた事業所や幼稚園の従業員など22歳から75歳までの61人が、下痢や腹痛などの症状を訴えました。
いずれも入院はせず、快方に向かっているということです。
県が調査したところ、症状が出た人が共通して食べたのはこの弁当のみで、症状が出た人の一部と店の従業員3人からノロウイルスが検出されたということです。
県はこの弁当が原因の集団食中毒と断定し、この店を13日から当分の間、営業禁止処分にしました。
県によりますと、従業員の衛生管理が不十分のまま調理を行い、感染が広がった可能性があるということです。

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