2月9日、静岡県湖西市の浜名湖で17歳の男子高校生が遺体で見つかった事件で、高校生は発見の4日前に浜松市内の友人宅で複数の友人と過ごした際にトラブルになり、その後、行方が分からなくなっていたことが捜査関係者への取材でわかりました。
警察はトラブルと事件との関連を慎重に捜査しています。
2月9日の午後、静岡県湖西市新居町の浜名湖で遺体が見つかり、袋井市に住む高校2年生の斉藤宇川さん(17)と確認されました。
警察は殺人事件として捜査本部を設置し、14日も現場の浜名湖で遺留物などがないか捜索を続けました。
警察によりますと死因は溺死で、顔などには強く殴られたような複数のあざがあったということです。
斉藤さんは2月4日の午後7時ごろ、「遊びに行く」と家族に伝えて自宅を出たということですが、翌日の5日未明に浜松市内の友人宅で複数の友人と過ごした際にトラブルになり、その後、行方が分からなくなっていたことが捜査関係者への取材でわかりました。
警察は斉藤さんが死亡するまでのいきさつを詳しく調べるとともにトラブルと事件との関連を慎重に捜査しています。