盗んだタクシーでひき逃げ疑い タクシー会社元従業員再逮捕

以前勤務していた会社のタクシーを盗んだとして70歳の元従業員が逮捕された事件で、パトカーの追跡を受けた際、赤信号の交差点に進入し、ミニバイクが転倒したにもかかわらずその場から逃走したとして、ひき逃げの疑いで再逮捕されました。

再逮捕されたのは、タクシー会社の元従業員、中町道佳容疑者(70)です。

警察によりますと、中町容疑者は今月4日、以前勤務していた会社のタクシーを盗んだ上で無免許で運転し、高知市内で警察から停止を求められましたがそのまま逃げました。

その後、パトカーから追跡を受けた際、高知市本町の市道で赤信号の交差点に進入し、そのはずみでミニバイクが転倒したにもかかわらず、その場から逃走したということで、21日、ひき逃げの疑いで再逮捕されました。

ミニバイクを運転していた40代の男性は軽いけがをしました。

警察の調べに対し、容疑者は「事故は認識していて、逃げたことは間違いない」と供述しているということで、警察は当時の状況をさらに詳しく調べています。

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