富山市で身元不明の遺体を自宅に放置したとして、パート従業員が死体遺棄の疑いで逮捕されました。
容疑者と2人で暮らしていたとみられる母親とは連絡がとれておらず警察は身元の確認を進めています。
逮捕されたのは富山市上二杉のパート従業員田畠絵理子容疑者(56)です。
警察によりますと23日午後2時半ごろ富山市の委託機関の職員から「富山市上二杉に住む70代の女性と連絡が取れない」と警察に通報があり、警察が安否確認のために女性の自宅を訪れたところ、成人の遺体が見つかったということです。
遺体は死後数か月が経過しているとみられ、警察はこの住宅に住む田畠容疑者をけさ死体遺棄の疑いで逮捕しました。
容疑者は70代の母親とこの住宅に2人で暮らしていたとみられるということですが、母親とは連絡が取れていないということです。
また、容疑者は警察の調べに対して「今は何も話せない」と話しているということです。
警察は身元の確認を進めるとともに詳しいいきさつを調べています。