去年11月、埼玉県鴻巣市で軽乗用車を運転中に80代の女性をはねて死亡させそのまま走り去ったとして、54歳の容疑者がひき逃げなどの疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、加須市騎西の横山裕一容疑者(54)です。
警察によりますと、去年11月、鴻巣市北根の県道で軽乗用車を運転中に近くに住む栗原敏子さん(当時86)をはねて死亡させ、そのまま走り去ったとして、ひき逃げと過失運転致死の疑いがもたれています。
被害者は家族に「車とぶつかった」などと話し、病院に搬送されましたが骨盤を折っていて、事故のおよそ4時間半後に死亡しました。
警察はひき逃げ事件として捜査を進め、防犯カメラや押収した車の分析などから容疑者が関わった疑いがあるとして、28日逮捕しました。
調べに対し、「道路を横断していた人とぶつかり、現場から逃げました」と容疑を認めているということです。
警察は現場から立ち去った理由などについて調べています。