26日夜、浜松市の県営住宅で、43歳のブラジル人の男性が刃物で刺されて死亡しました。
警察は、この住宅に住む知人のブラジル人の工員をその場で逮捕し、何らかのトラブルがあったとみて調べています。
26日夜11時ごろ、浜松市中央区の「県営住宅遠州浜団地」14号棟で、住民から「部屋の前で男の人が刺された。出血している」と消防に通報がありました。
警察が調べたところ、3階の通路で袋井市久能のブラジル国籍の配達員、ナガハワ・セルケイラ・エドアルド・ヨシオさん(43)が、刃物で複数か所刺されて倒れているのが見つかり、病院に運ばれましたが、約1時間後に死亡が確認されました。
警察は、県営住宅の敷地内にいたナガハワさんの知人で、ブラジル国籍の工員、カコエ・ヒロシ容疑者(36)を、殺人未遂の疑いでその場で逮捕しました。
容疑を認めているということです。
容疑者は、県営住宅の4階に家族とともに住んでいて、ナガハワさんは、26日夜、容疑者の部屋を訪ねていたということです。
警察は、2人の間に何らかのトラブルがあったとみて、容疑を殺人に切り替え、詳しく調べることにしています。