先月(1月)、滋賀県近江八幡市のびわ湖岸で、愛知県の50代の男性が遺体で見つかった事件で、警察は、男性を殺害しキャッシュカードを奪ったなどとして、愛知県の男女2人を、27日、強盗殺人などの疑いで再逮捕しました。
再逮捕されたのは、いずれも愛知県に住む、会社員の加藤徹容疑者(45)と、店員の市橋由衣容疑者(27)です。
警察によりますと、2人は1月15日の夜、愛知県あま市の不動産会社経営、丹羽正美さん(当時55)の自宅に侵入し、帰宅してきた丹羽さんの首をコードのようなものでしめつけるなどして殺害してキャッシュカードなどを奪い、その後、遺体を近江八幡市のびわ湖岸に遺棄したとして、強盗殺人などの疑いがもたれています。
警察は捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていません。
警察によりますと、丹羽さんと加藤容疑者は、いずれも市橋容疑者が勤める店の客だったということです。
警察は事件の詳しいいきさつや、動機について調べることにしています。
また、2人は、丹羽さんが経営する会社の銀行口座から現金あわせて50万円を引き出したとして、27日、窃盗の罪で起訴されました。