大阪 ミナミ ホテルごみ箱に赤ちゃん遺体遺棄疑い 母親逮捕

今月(2月)、大阪・ミナミにあるビジネスホテルでごみ箱からへその緒がついた赤ちゃんの遺体が見つかった事件で、警察はホテルの部屋で赤ちゃんを産んだ後に遺棄したとして、23歳の母親を死体遺棄の疑いで逮捕しました。
調べに対し、「どうしたらいいか分からなかった」などと供述しているということです。

今月22日、大阪・中央区のビジネスホテルで、7階のエレベーターホールに設置されたごみ箱の中からへその緒がついた男の赤ちゃんの遺体が見つかりました。
警察によりますと、目立った外傷などはなく、死産とみられるということです。
警察が捜査した結果、従業員の目撃情報や防犯カメラの映像などから、当時、ホテルに宿泊していた母親が部屋で赤ちゃんを産んだ後、遺棄した疑いがあることが分かったということで、28日、死体遺棄の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、住所不定・職業不詳の中元桜冬容疑者(23)で、調べに対し、容疑を認めたうえで「おなかが痛くなり、ここで産むしかないと思ってベッドで産んだが、赤ちゃんが泣きもせず声も出さなかった。どうしたらいいか分からなかった」と供述しているということです。
警察が詳しいいきさつを調べています。

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