1日午前8時半ごろ、小諸市の上信越自動車道の上り線で少なくとも20台以上の車が相次いで事故を起こし、このうち軽乗用車に乗っていた55歳の男性が死亡したほか、あわせて13人がけがをしました。
当時、現場では霧が発生していたということで、警察が事故の原因などを調べています。
1日午前8時半ごろ、小諸市の上信越自動車道の上り線で大型トラックや乗用車など少なくとも20台以上が相次いで事故を起こしました。
一連の事故で、大型トラックに追突した軽乗用車に乗っていた池田町の会社員田中信司さん(55)が死亡したほか、あわせて13人がけがをしたということです。
けが人のうち2人は骨折などの重傷で、この中には交通誘導をしていて事故に巻き込まれた43歳の男性警察官も含まれています。
このほか10人が軽傷で、もう1人のけがの具合はわかっていませんが、いずれも現時点で命に別状はないとみられています。
警察によりますと、一連の事故は、およそ2キロの範囲の複数の箇所で発生していて、現場付近は、当時、霧のため見通しが悪くなっていたということです。
事故の影響で上信越自動車道や中部横断自動車道は一時、通行止めとなっていましたが、午後4時までにすべて解除されました。
警察が事故の原因などを詳しく調べています。