団地火災で女性死亡 23歳の孫を放火の疑い逮捕 福岡市西区

2月、福岡市西区の団地の一室が全焼しこの部屋に住む74歳の女性が死亡した火事で、女性と同居する23歳の孫が部屋に火をつけたとして放火の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、福岡市西区の無職、浜田伊知郎容疑者(23)です。
警察によりますと2月10日の未明に福岡市西区拾六町団地で自宅のリビングに火をつけ団地の一室を全焼させたとして現住建造物等放火の疑いが持たれています。
浜田容疑者は74歳の祖母と22歳の弟と3人で暮らしていて、この火事で祖母の吉村悦子さんが焼け跡のベランダ付近から遺体で見つかり、警察によりますと逃げ遅れて死亡したとみられています。
また容疑者はこの火事の直前に弟に包丁を振り下ろし手にけがをさせたとして傷害の疑いで逮捕されていて、当時、現場で警察官に対し「灯油をまいて火をつけた」などと話したことから警察が捜査していました。
警察によりますと調べに対し放火の容疑について「はい、やりました」と供述し、容疑を認めているということですが、現場の状況と容疑者の説明が一致しない点もあるということです。
警察は、いきさつなどをさらに詳しく調べています。

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