去年12月、松山市の海岸で発見された生後間もない女の赤ちゃんの遺体について、警察が詳しく調べたところ、溺れて死亡したとみられることが分かりました。
警察は何者かが生きていた赤ちゃんを海に放って殺害した疑いがあるとみて、殺人事件として捜査を進めています。
この事件は、去年12月、松山市大可賀にある釣り公園の岸壁近くの海岸で、生後間もない女の赤ちゃんの遺体が浮かんでいるのが見つかったものです。
警察が死体遺棄事件として、赤ちゃんの身元を捜査するとともに、死因などについて詳しく調べたところ、赤ちゃんは溺れて死亡したとみられることが新たに分かったということです。
警察は何者かが生きていた赤ちゃんを海に放って殺害した疑いがあるとみて、殺人事件として捜査を進めることにしています。
警察によりますと女の赤ちゃんは、生後1か月未満とみられへその緒がついた状態で、衣服は着ておらず体に目立った外傷はなかったということです。
これまでのところ赤ちゃんの身元の特定につながる有力な情報はなく、警察が情報の提供を呼びかけています。
赤ちゃんに関する情報は松山西警察署で受け付けています。
電話番号は089−952−0110です。