大阪 大学生転落死事件 少女がうそ言ってビルに誘い込んだか

先月(2月)、大阪・中央区で20代の男子大学生を金を奪う目的で脅し、ビルから転落死させたとして中学生の男女3人が逮捕されるなどした事件で、3人のうち、14歳の少女が「母親に呼ばれた」とうそを言って大学生を現場のビルに誘い込んだ疑いがあることが捜査関係者への取材で分かりました。

いずれも大阪府内に住む中学生で14歳の少女と15歳の少年は、先月、大阪・中央区瓦屋町で滋賀県草津市に住む22歳の大学生を金を奪う目的で脅し、ビルから転落死させたとして強盗致死の疑いで逮捕されました。
また、警察は一緒にいた当時13歳の少年についても児童相談所に通告しました。
大学生は事件当日、現場からおよそ200メートル離れたコンビニエンスストアで少女と待ち合わせたことが分かっていますが、少女がその際、「母親に呼ばれた」とうそを言って大学生を現場のビルに誘い込んだ疑いがあることが捜査関係者への取材で分かりました。
少女はその後、ビルの6階で大学生を待たせていったん4階に下り、そこで少年2人と合流したうえで再び6階に戻ったとみられるということです。
警察は少女と当時13歳の少年の2人が金を奪う計画を立てたとみて、詳しいいきさつを調べています。
調べに対し、逮捕された2人のうち少女は容疑を認め、少年は一部否認しているということです。

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