羊蹄山で雪崩 バックカントリースキーの外国人 2人死亡

11日午前、羊蹄山でスキーなどをしていた外国人3人が雪崩に巻き込まれ、このうち男女2人が死亡しました。警察は身元の確認を進めるとともに事故の詳しい状況を調べています。

11日午前10時ごろ、倶知安町にある羊蹄山の北側の斜面で雪崩が起き、バックカントリーをスキーなどで滑っていた外国人6人のグループのうち3人が巻き込まれました。
このうち男女2人が意識のない状態で病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
別の男性1人も肩にけがをしましたが、軽傷だということです。
また、倶知安町と蘭越町にまたがるニセコ山系の「イワオヌプリ」でも、11日午後1時前、雪崩が発生し、バックカントリーでスキーを滑っていた外国人1人がけがをしたということです。
札幌管区気象台によりますと、なだれ注意報は出ていなかったものの、現場に近い倶知安町の午前10時の気温は3.7度で平年の同じ時間帯と比べて4度高かったということです。
警察は身元の確認を進めるとともに、バックカントリーでの遭難事故が相次いでいることから注意を呼びかけています。

タイトルとURLをコピーしました