ことし1月、仙台市泉区の県道の交差点で2台の乗用車が衝突し、車に乗っていた16歳の会社員が死亡したほか、歩行者など4人がけがをした事故で、警察は、歩道に乗り上げた乗用車を運転していた19歳の会社員が赤信号を無視して交差点に進入し事故を起こしたとして、過失運転致死傷の疑いで逮捕しました。
ことし1月、仙台市泉区八乙女中央の県道の交差点で、南に直進していた乗用車と、右折しようとしていた乗用車が衝突し、直進していた乗用車が歩道に乗り上げました。
この事故で、直進する乗用車の助手席に乗っていた16歳の会社員が死亡したほか、この乗用車の2人と、付近にいた歩行者の60歳の男性と23歳の女性の、あわせて4人がけがをしました。
警察は、現場近くの防犯カメラや近くを走行していた車のドライブレコーダーなどで捜査を進めた結果、2台の乗用車のうち直進する乗用車を運転していた19歳の会社員が、赤信号を無視して交差点に進入したとして、過失運転致死傷の疑いで逮捕しました。
警察は、捜査に支障が出るおそれがあるとして、会社員の認否を明らかにしていません。
警察は、事故の状況をさらに詳しく調べています。