赤ちゃんの遺体を千葉県内の海岸付近に放置したとして埼玉県の33歳と37歳の男女の容疑者が死体遺棄などの疑いで警察に逮捕されました。
逮捕されたのはいずれも埼玉県狭山市の職業不詳、碓井康哲容疑者(33)と無職、上田綾乃容疑者(37)です。
警察の調べによりますと、先月1日から2日にかけて、碓井容疑者は、上田容疑者に出産した赤ちゃんの遺体を放置するよう伝え、上田容疑者は、千葉県銚子市の海岸付近に赤ちゃんの遺体を放置したとして碓井容疑者は死体遺棄の教唆の疑いが、上田容疑者は死体遺棄の疑いが持たれています。
警察は、2人の認否を、捜査に支障があるとして明らかにしていません。
警察によりますと、上田容疑者が、先月、最上地方に滞在していた際、新庄警察署に自首し、「赤ちゃんの遺体を放置した」と申告したということです。
また、2人は知人どうしだということです。
警察は遺体を放置した経緯などを詳しく調べています。