31日夜から1日朝にかけて、水戸市と筑西市で住宅などが全焼する火事が相次ぎ、焼け跡からそれぞれ1人が遺体で見つかりました。
警察が身元の確認を進めるとともに、火が出た原因を調べています。
31日午後8時10分ごろ、水戸市大串町で「近所の平屋が燃えている」と消防に通報がありました。
消防車など8台が出て消火にあたり、火はおよそ3時間半後に消し止められましたが、木造平屋建て店舗兼住宅、およそ250平方メートルが全焼し焼け跡から1人が遺体で見つかりました。
警察によりますと火事のあと、この家に1人で住む50代の男性と連絡がとれなくなっており、警察が身元の確認などを進めています。
一方、1日朝7時50分ごろ、筑西市折本で「建物から火が出ている」と、この家に住む60代の女性から消防に通報がありました。
消防が消火活動にあたり、火はおよそ4時間後に消し止められましたが、木造2階建ての住宅1棟、およそ350平方メートルが全焼し、焼け跡から1人が遺体で見つかりました。
警察によりますと火事のあと、この家に住む女性の父親の渡辺正勝さん(91)と連絡がとれなくなっているということです。
警察が身元の確認を進めるとともに、火が出た原因を調べています。