先月、境港市の国際旅客ターミナルの岸壁で配管を移設する作業中に火が出て、作業員4人がやけどを負った事故で、病院で治療を受けていた1人が死亡したことが警察への取材で分かりました。
警察は、今後、業務上過失致死傷の疑いで、当時の状況を詳しく調べることにしています。
先月10日、境港市昭和町の国際旅客ターミナルの岸壁で油を供給する配管を移設する溶接作業をしていたところ火が出て、作業員4人がやけどを負い病院に搬送されました。
その後、4人は治療を受けていましたがこのうちの1人が先月下旬に亡くなったことが警察への取材で分かりました。
警察は、亡くなったのは作業のために県外から訪れていた男性とみて引き続き身元の確認を進めています。
また、警察は事故のあと、業務上過失致傷の疑いで調べていましたが、今後は、業務上過失致死傷に切り替えて当時の状況を詳しく調べることにしています。