8日、過失運転傷害の疑いで逮捕された容疑者について、逮捕状に記載された事件の発生日を間違えていたことがわかり、警察は9日夜、容疑者をいったん釈放したあと、再び緊急逮捕しました。
警察によりますと、8日午後、那覇市真嘉比の交差点で、横断歩道を歩いて渡っていたいずれも15歳の高校生2人を車ではねて軽いけがを負わせたとして、市内に住む無職の21歳の容疑者が過失運転傷害の疑いで緊急逮捕されました。
ところが、9日、容疑者の身柄を検察庁に送る準備をしていた際、逮捕状に記載された事件の発生日時の年号が、本来なら「令和7年」とすべきなのを「令和6年」と誤っていたことに担当の警察官が気づいたということです。
このため、警察は容疑者をいったん釈放したうえで、9日午後7時半すぎに再び緊急逮捕して、正しい年号で逮捕状の取り直しの手続きを裁判所にしたということです。
今回のミスが起きた那覇警察署の平良太一副署長は「二度とこのようなことがないよう、適正捜査を推進していく」としています。