先月、矢祭町の路上で包丁とナイフを所持していたとして逮捕された容疑者が、その直前に知り合いの女性の自宅に火をつけて全焼させたとして再逮捕されました。
警察の調べに対し、「嫌がらせをしようと思って火をつけた」と供述しているということで、警察が詳しいいきさつを調べています。
再逮捕されたのは、住所不定、無職の小野稜介容疑者(32)です。
警察によりますと、先月25日午前、矢祭町東舘にある知り合いの女性の2階建ての住宅に火をつけて全焼させたとして現住建造物等放火の疑いが持たれています。
住宅には当時、女性とその家族あわせて4人がいましたが、いずれもけがはありませんでした。
容疑者は同じ日に包丁とナイフを正当な理由なく所持していたとして銃刀法違反の疑いでその場で逮捕され、ライターを所持していたことから警察が防犯カメラなどを調べたところ、住宅脇ののり面に火をつけてその火が住宅に燃え移った疑いがあることがわかったということです。
調べに対し、「嫌がらせをしようと思って火をつけた」と供述し、容疑を認めているということです。
警察が詳しいいきさつを調べています。