和歌山県の岸本周平知事が15日亡くなりました。
関西広域連合の連合長を務める滋賀県の三日月知事は「自治の進展に努力してきた仲間だったので本当に悲しい」と述べ、突然の死を悼みました。
和歌山県の岸本知事は、14日、和歌山市内の知事公舎で倒れているのが見つかり、15日午前、搬送先の病院で亡くなりました。
68歳でした。
関西広域連合の連合長を務め、同じ政党の国会議員の同僚時代を含めて20年来のつきあいがあるという滋賀県の三日月知事は、15日の定例会見で「関西広域連合の一員として、自治の進展に努力してきた仲間だったので本当に悲しい」と述べ、突然の訃報に驚きを隠せない様子でした。
そのうえで、岸本知事について「ユニークでチャーミング、話題も豊富で人情味あふれるいい兄貴分だった。人のため、未来のために仕事をするという情熱にあふれる方だったので、和歌山県知事になったときは心強く思った」と振り返りました。
また、三日月知事は、13日に開幕した大阪・関西万博を前に「一緒に盛り上げていこう」と声をかけ合っていたということで、「岸本知事の思いを我々も持ちながら残された者で頑張っていきたい」と述べました。