リンナイ 浴室暖房乾燥機の一部で発火事故 無償で点検修理へ

大手ガス機器メーカーの「リンナイ」は浴室に取り付ける暖房乾燥機の一部で発火する事故が起きていたことを明らかにし、37万台余りを対象に無償で点検や修理を行うことになりました。

「リンナイ」は15日、記者会見を開き、2019年2月からことし1月までの間に愛知県や兵庫県などで浴室に取り付ける暖房乾燥機から発火する事故が7件起きていたと明らかにしました。

このうち、ことし1月に兵庫県で発生したケースでは住宅1棟が全焼し、1人が軽いけがをしたということです。

発火事故が起きたのは「リンナイ」が製造し、自社ブランドのほか「東邦ガス」「東京ガス」「大阪ガス」のブランドで販売された3機種で、ファンモーター内部の経年劣化によって火が出たとみられるとしています。

「リンナイ」ではこれら3機種のうち2003年8月から2020年8月までの間に製造された37万2000台余りを対象に無償で点検や修理を行うことにしています。

リンナイでは▼15日から専用ホームページで問い合わせを受け付けるほか、▼今月17日からはフリーダイヤルの0120−113531でも相談に対応するとしています。

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