有機溶剤を吸ったか 作業員死亡

17日午後、大阪市北区天満のマンションの解体工事現場で、アスベストの除去作業で使った有機溶剤を吸ったとみられる作業員3人が病院に搬送され、このうち30代の女性作業員が死亡しました。

17日午後1時半ごろ、大阪市北区天満の7階建てのマンションの解体工事現場の男性作業員から「有機溶剤を吸った。意識がない」と消防に通報がありました。  

警察によりますと、午前8時半ごろから、30代の女性作業員、30代の男性作業員、20代の男性作業員の3人が有機溶剤を使ってアスベストの除去作業をしていたところ、有機溶剤を吸い込んでしまったということです。  3人とも病院に搬送されましたが、女性作業員は搬送時意識がなく、まもなく死亡が確認されました。男性従業員2人は意識はあり、命に別条はないということです。  

周囲に危険な有機溶剤が飛散している状況はないということです。  警察は業務上過失致死の疑いも視野に、当時の詳しい状況を調べています。

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