札幌市で、10歳の息子の首を圧迫するなどして死亡させたとして、43歳の父親が殺人の疑いで逮捕された事件で、父親は妻と息子の3人暮らしで、当時、息子と2人きりだったとみられることが捜査関係者などへの取材で分かりました。
警察は詳しいいきさつを調べています。
この事件は、札幌市手稲区手稲本町1条2丁目の自称・会社員、厚海慎一容疑者(43)が、22日午前8時ごろから午後1時半ごろまでの間に自宅内で、息子で小学5年生の律さんの(10)首を圧迫するなどして死亡させたとして、殺人の疑いで逮捕されたものです。
父親はみずから「息子を殺した」などと110番通報し、容疑を認めているということです。
捜査関係者などによりますと、父親は妻と息子の3人暮らしで、当時は妻が外出中で、息子と2人きりだったとみられるということです。
警察は息子の死因の特定を進めるとともに、詳しいいきさつを調べています。