2日午前、長野県御代田町にあるスーパーの駐車場で車が街灯やとめてあった車などに次々と衝突し、女性1人がはねられて意識不明の重体となっています。
警察は車を運転していた76歳の運転手を逮捕し、ブレーキの操作など運転を誤ったとみて詳しく調べています。
2日午前11時半ごろ、御代田町にあるスーパーの駐車場で、1台の車が歩いていた女性をはねたあと、街灯やとめてあった車に次々と衝突しました。
警察によりますと、はねられたのは御代田町の73歳の女性で、病院に運ばれて手当てを受けていますが、頭の骨を折るなどして意識不明の重体だということです。
この事故で、玉突きで衝突したり、倒れた街灯の下敷きになったりして、駐車していたあわせて7台が被害を受けたということです。
警察は、事故を起こした車を運転していた軽井沢町の無職、高村美穂容疑者(76)を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。
警察の調べに対し、容疑を認めているということです。
車はかなりのスピードを出していたとみられ、警察はブレーキの操作など運転を誤ったとみて、当時の状況を調べています。
現場はしなの鉄道の御代田駅から1キロほど離れた道路脇のスーパーで、周囲には郊外型の店舗などが立地しています。