ＳＮＳで知り合った宮城県の２０代の男性など４人の自殺をほう助したなどとして起訴された３６歳の容疑者が、去年９月、山形県内で１０代の女性を連れ去ったとして逮捕されました。
女性はその後、山間部に設置されたテントの中で遺体で見つかり、自殺した可能性があるということで、警察は、容疑者が関わっていた疑いがあるとみて、捜査しています。
福島市永井川の無職、岸波弘樹容疑者（３６）は去年からことしにかけて、いずれも２０代の宮城県の男性と福島県の女性、それに埼玉県の１０代の男性のあわせて３人の自殺に関わって死亡させたほか、福島県の１０代の女性の自殺を手助けしようとしたなどとして逮捕・起訴されています。
いずれもＳＮＳで知り合い、容疑者が「いっしょに自殺しませんか」などと書き込んで接触していたとみられています。
さらに、容疑者は、去年９月、山形県内の１０代の女性を山形市内で車に乗せて連れ去ったとして、未成年者誘拐の疑いで１３日警察に逮捕されました。
警察は容疑者の認否を明らかにしていません。
