「モペット」を自転車と偽り販売か 社長を逮捕 容疑を否認

「モペット」と呼ばれるペダル付き電動バイクを免許がいらない電動アシスト自転車と偽って販売していたとして、神奈川県警察本部は東京・板橋区の自動車部品販売会社を摘発し、会社の社長を不正競争防止法違反の疑いで逮捕しました。
調べに対し、容疑を否認しているということです。

東京・板橋区にある自動車部品販売会社「オフィスケイ」は、運転には原付バイクなどと同じ運転免許が必要な「モペット」と呼ばれるペダル付き電動バイクをホームページで「免許は不要」などとうたって販売していたということです。

神奈川県警は、ことし2月、電動アシスト自転車と同じ運転免許がいらない乗り物だと偽って販売しているとして店舗や会社を捜索しました。

警察はその後も今月までの2か月あまりにわたって販売が続けられていたとして20日、会社の社長で東京・豊島区の名取正紀容疑者(45)を不正競争防止法違反の疑いで逮捕しました。

調べに対し、「電動アシスト自転車だと思っていた」と供述し、容疑を否認しているということです。

最高時速が40キロを超えて自走する「モペット」も押収されているということで警察は不正な販売の実態解明を進めることにしています。

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