千葉 船橋 立てこもり事件 “音楽聴いていて注意され”供述

千葉県船橋市のアパートで起きた立てこもり事件で、警察は、一緒に暮らす母親と妹を監禁したとして32歳の男の容疑者を逮捕しました。
容疑者は「音楽を聴いていて注意され、怒りを覚えて、家族全員を殺そうと思った」などと供述しているということです。

逮捕されたのは、船橋市夏見台の無職、和田敢士容疑者(32)で、警察によりますと自宅アパートの1室に一緒に暮らしている母親と妹を監禁した疑いが持たれています。

20日午前6時40分すぎ容疑者の家族から「包丁を持って立てこもっている」と警察に通報があり、駆けつけた警察官に「立ち去らないと殺す」などと話したということです。

容疑者は、母親と妹が使っている1室にいたということで、警察が玄関から中に入って説得などを進めたところ通報から7時間近くたった午後1時半前に扉を開けて出てきたためその場で逮捕されました。

その際、「降参します」などと警察官に話し、手には包丁2本を持っていたということです。

調べに対して、容疑を認め、「きのうリビングで音楽を聴いていたことを母親に注意され、怒りを覚えたので、家族全員を殺そうと思って立てこもった」などと供述しているということです。

警察が、詳しいいきさつを調べています。

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