岩沼市の海岸で保育士の女性を殺害したとして容疑者が逮捕された事件で、女性の所持品とみられるカバンが、市内の公園の池から見つかっていたことが、捜査関係者への取材で分かりました。
同じ公園からは、刃物も見つかっていて、警察は、女性を殺害した後に凶器と女性の所持品を捨てたとみて詳しいいきさつを調べています。
先月12日の夜、岩沼市の海岸の防波堤の上で、仙台市の保育士、行仕由佳さん(35)の胸などを刃物で刺して殺害したとして、岩沼市の無職、佐藤※蓮真容疑者(21)が殺人の疑いで逮捕されました。
警察によりますと、調べに対し黙秘しているということです。
これまでの調べで、容疑者の自宅近くにある岩沼市内の公園の池から女性の所持品とみられるカバンが見つかっていたことが捜査関係者への取材で新たに分かりました。
カバンは、防犯カメラに写っていた女性が持っていたものと特徴が一致し、ポリ袋に入れられた状態で見つかったということです。
また、カバンの中には、女性名義の通帳が入っていたということです。
同じ公園からは、血が付いた刃物も見つかっていて、警察は、容疑者が女性を殺害した後に凶器と女性の所持品を捨てたとみて詳しいいきさつを調べています。