28日夜、宮崎県えびの市の県道で、交差点の横断歩道を歩いて渡っていた31歳の男性が大型トラックにはねられ死亡しました。
警察は62歳の運転手をその場で逮捕し、事故の状況を調べています。
警察によりますと、28日午後11時ごろ、えびの市上江の県道で、交差点の横断歩道を歩いて渡っていた近くの会社員、押川遥介さん(31)が直進してきた大型トラックにはねられました。
押川さんは意識不明の状態で病院に運ばれましたが、およそ4時間後に死亡が確認されました。
警察は大型トラックの運転手で、宮崎県都城市の杉村正美容疑者(62)を過失運転傷害の疑いでその場で逮捕しました。
調べに対し、「横断歩道上で歩行者をはねたことは間違いありません」と、容疑を認めているということです。
現場は信号機のないT字路の交差点で、警察は今後、容疑を過失運転致死に切り替えて、事故の状況を詳しく調べることにしています。