31日、出雲市の山陰自動車道で、3台の車が衝突する事故があり、60代の女性が死亡、7歳の男の子が意識不明の重体となっています。
31日午後2時40分ごろ、出雲市多伎町小田の山陰自動車道で、乗用車がセンターラインをはみ出し、対向車線を走っていた軽乗用車と貨物自動車に相次いで衝突しました。
警察によりますと、この事故で、あわせて9人が病院に搬送され、このうち、乗用車の助手席にいた浜田市の西澤澄江さん(65)が全身を強く打って死亡しました。
また、貨物自動車の後部座席に乗っていた北九州市の7歳の小学生の男の子が頭を強く打って意識不明の重体となっています。
このほか乗用車を運転していた70代の男性が大けがをするなど4人がけがをしたということです。
現場は山陰自動車道の出雲多伎インターチェンジと大田朝山インターチェンジの間の高架橋になっている片側1車線の道路で、この区間は、事故の後、およそ6時間にわたって通行止めになりました。
警察が事故の詳しい状況を調べています。