静岡県浜松市の市道を走行していた車が、東名高速道路上に転落し、子ども2人が現場に放置された事故で、道路交通法違反の疑いで逮捕された47歳の容疑者をかくまったとして、新たに、34歳の女の容疑者が逮捕されました。
1日の午後、浜松市中央区の市道の交差点で、走行中の乗用車が道路脇の柵を突き破り、およそ10メートル下の高速道路上に転落し、警察は無免許で運転した上、車を放置して立ち去ったなどとして、自称、静岡県御前崎市の無職、榑林亜樹也容疑者(47)を道路交通法違反の疑いで逮捕しました。
榑林容疑者は事故の翌日に浜松市内で逮捕されましたが、その間にかくまったとして、警察は容疑者の知人で浜松市に住む無職、押田矩子容疑者(34)を逮捕しました。
警察は容疑者の認否を明らかにしていません。
これまでの調べで、転落した車には8歳と7歳のきょうだいが乗っていて、事故後、現場に置き去りにされていましたが、いずれもけがはありませんでした。
捜査関係者によりますと、2人の容疑者は交際関係にあったとみられ、警察は転落した車に乗っていた2人の子どもは逮捕された押田容疑者の子どもとみて、事故に至る経緯などを詳しく調べています。