3日午前、名古屋市南区の集合住宅の1室で首から血を流した70代くらいの女性が死亡しているのが見つかりました。
捜査関係者によりますと、この部屋の住人の70代の男性が三重県内で首をつって死亡しているのが見つかったということで、警察が2人の関係や詳しい状況を調べています。
警察によりますと3日午前8時45分ごろ、「先週の金曜日から父親と連絡が取れない」などと通報があり、警察官と親族が名古屋市南区柵下町の集合住宅の1室を確認したところ首から血を流した70代くらいの女性がうつ伏せの状態で倒れ、死亡しているのが見つかったということです。
捜査関係者によりますと警察官などが自宅を訪れた際ドアは施錠されていて、連絡が取れなくなっている住人の70代の男性の行方を探したところ、三重県いなべ市内で首をつって死亡しているのが見つかったということです。
死亡した女性は、この部屋で男性と2人で暮らしていたとみられ、警察が身元の確認を進めるとともに、2人の関係や詳しい状況を調べています。
現場は、名鉄名古屋本線の本笠寺駅から南西に350メートルほど離れた住宅が建ち並ぶ地域です。