熊本市北区 保護猫ボランティア宅 100匹超の死体見つかる

猫の保護のボランティアをしていた熊本市の女性の住宅から、2日、100匹以上の猫の死体が見つかりました。
熊本市動物愛護センターなどが、詳しい状況を調べています。

猫の死体が多数見つかったのは、保健所や事情があって飼えなくなった人から猫を引き取り保護をするボランティアを行っている熊本市北区の女性の自宅です。

関係者によりますと、先月、県内に住む夫婦が、亡くなった母親の飼い猫2匹の引き取り先を探してもらおうと、1匹あたり2万円を支払ったうえで、女性に猫を預けました。

その後、夫婦が猫の様子について尋ねたり写真を送ってもらうよう求めたりした際、別の猫の写真が送られてくるなどしたため不審に感じ、「返してほしい」と伝えたところ「1匹は亡くなった」と言われたということです。

自宅を訪れ確認すると、皮膚の一部が剥がれるなどした状態で死んでいたということです。

これを受け夫婦は、警察などに相談し、2日、市の動物愛護センターなどが女性の自宅を確認したところ、自宅内からは100匹を超える猫の死体が見つかったということです。

女性が所属していたボランティア団体の代表は「このような状況に気づくことができず、大変申し訳ありません。責任を感じると共に、大変重く受け止めています」としています。

また、代表によりますと、女性は、「なぜこのようなことになったか自分でも分からない」と話しているということです。

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