登山道から滑落か 50代とみられる男性死亡 奈良 天川村

8日午前、奈良県天川村の山で50代とみられる男性が意識がない状態で倒れているのが見つかり、その後死亡しました。
登山道から下の斜面に落ちたとみられるということで、警察は身元の確認を進めるとともに、当時の状況を調べています。

警察によりますと、8日午前11時半すぎ、天川村にある稲村ヶ岳で「男性が滑落した」と登山をしていた女性から110番通報がありました。

警察や消防が駆けつけたところ、登山道の70メートルほど下にある斜面で50代とみられる男性が頭から血を流して倒れているのが見つかりました。

男性は意識不明の状態でヘリコプターで病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。

警察によりますと、男性は1人で登山をしていたとみられ、通報した女性は「男性と登山道ですれ違ったあと、後ろの方で音がしたので振り返ると下に落ちていた」と話していたということです。

警察は男性の身元の確認を進めるとともに、当時の状況を詳しく調べています。

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