ことし2月、甲府市の路上で60代の男性に暴行を加えてけがをさせたとして、兵庫県の自称、配管工の2人が傷害の疑いで逮捕されました。
男性はいまも意識不明の状態で、警察が詳しいいきさつを調べています。
逮捕されたのは、兵庫県姫路市の自称、配管工の轟翼容疑者(39)と、同じく、兵庫県姫路市の自称、配管工の山口学容疑者(47)の2人です。
警察によりますと、ことし2月24日未明、甲府市丸の内の路上で、県内に住む60代の男性の頭や顔を殴るなどしてけがをさせたとして傷害の疑いがもたれています。
周辺の防犯カメラの映像などから2人が関与した疑いがあることがわかったということです。
男性の顔には殴られたような傷があり、頭の骨が折れるなど全治およそ半年の大けがを負っていて、現在も病院で手当てを受けていますが、意識不明の重体だということです。
警察は、捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていません。
捜査関係者によりますと、2人は当時、昭和町の工業団地で工場の建設作業に従事するため県内に来ていたということです。
被害者との面識はなく、現場近くの飲食店で何らかのトラブルになったとみられるということで、警察が詳しいいきさつを調べています。
甲府 60代男性が頭の骨折り重体 傷害容疑で2人逮捕
